東京都感染拡大防止協力金

新型コロナウイルス感染等拡大防止のため、都の要請に応じて施設の使用停止等に協力した事業者に対して協力金が支給されています。今回、この東京都感染拡大防止協力金に関する専門家の事前確認のご依頼がありましたので、本協力金についてまとめておきます。

  • 支給の趣旨:新型コロナウイルスによる感染拡大防止のため東京都における緊急事態措置等において事業者施設の使用停止に全面的に協力した中小企業・個人事業主に対する協力金として支給
  • 支給額:50万円(2事業所以上で休業に取り組む事業者は100万円)
  • 申請手続き:下記申請書類をオンライン、郵送もしくは持参で提出
  • 申請書類:東京都感染拡大防止協力金申請書兼事前確認書、誓約書、緊急事態措置以前から営業活動を行っていることがわかる書類、休業等の状況がわかる書類、支払金口座振替依頼書等
  • 協力金の申請に関する専門家の関与:上記協力金については、専門家が申請要件を満たしているか、添付書類が十分かなどについて事前に確認することにより、円滑な支給を目指しています(専門家による事前確認がなくても申請可能)。ここでいう専門家とは、公認会計士、税理士、中小企業診断士、行政書士等が挙げられており、私も公認会計士として本件の事前確認を実施させていただきました。

実際に事前確認を実施して留意すべきと感じた点は、上記必要な申請書類を完備するのはもちろんですが、休業等の状況がわかる書類として、直近の日次の売り上げや営業状況のわかる書類や写真を用意することが挙げられます。こちらについては、日次の仕訳帳や営業日誌、ホームページ上での休業案内、そして休業状況がわかる写真などを用意することで第三者的にも休業状況を認識することができるのではないでしょうか。

一般

前の記事

藤の花